展示会予告
神戸おもと展
期日 11月3日~4日
        3日9時~午後5時 4日は午後4時まで
場所  花と緑の町推進センター
     神戸市中央区諏訪山町2-8 ℡078-351-6756
アクセス
● 市営地下鉄「県庁前」下車 北西へ徒歩10分
● JR「元町」下車  北西へ徒歩15分
● 阪神「元町」下車  北西へ徒歩15分
● 神戸高速「花隈」下車  北へ徒歩15分
● 市バス⑦系統「諏訪山公園下」下車
・講習会 4日 13時より
新しく出版された本を中心に、おもとの楽しみ、管理
  
豊明園が売品席を設けます
おもと、材料、鉢など、様々なものを販売します^^
おもとも、1000円の初心者用のおもとから、
高級品まで、楽しめるおもとを持っていきます!!
おもとでもなんでも、ご入用のものをお教えください。
持っていきます。
諏訪山公園緑の相談所
右おもと展示会場
おもと、材料、布施鉢、錦鉢など。
肥料や桑炭、液肥など、いる方はご連絡ください。
皆様のお越しをお待ちしております。
 
 
24年10月12日発売
『始めよう伝統園芸おもと』の本
B5判 144頁  豊明園 水野豊隆 著
「趣味の山野草」「山野草マニアックス」に万年青の特集を
約10年間、おもとのコラムは約4年書かせて頂いて、
栃の葉書房さんに単行本にして見ませんか、というお話をいただきました。
 
おもとの本は以前にもいくつか出版されていますが、
書かれた当時の気候は今とは比べ物もないほど涼しく、
今ほど異常気象のような暑さや気候の変化がない時に書かれたものでした。
 
商売柄、全国のおもと趣味者さんのお棚を拝見させて頂き、
やはり上手に作られている方から、あと一歩でよりうまくいく、
なかなか作りにくい、という方まで様々なお棚を見せて頂いています。
 
そこで、上手な方は昔の本とは別にそれぞれ試行錯誤をされ、
今の気候に合わせた作をされ、
昔の本のまま、作られて失敗されている方も。
 
 
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そういったことから、今の時代、気候に合わせたおもとの作り方や、
楽しみ方の本があればなぁ、と思い、
栃の葉書房さんのお話を受けさせて頂きました。
 
皆さんのおもとがもっと良くできるように、
全国の名棚さんにもご協力いただき、頑張って書きましたので
見てみてください。
 
 
 
『始めよう伝統園芸おもと』 定価1800円   販売しています。
送料無料。ご入金確認後にお送りします。
(代引きの場合は、送料800円、代引き手数料350円)
多くの方からご注文頂いております。有難うございます!
お友達に配るために、親子、ご夫妻でそれぞれ買っていただいたり、
温室用と、自宅用に2冊の御注文もいただいています。
本当に有難うございます。
著者 豊明園   栃の葉書房より出版
 
『始めよう伝統園芸おもと』  本のページ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おもとの審査
こちらに、三河支部の審査規定があります。
公益社団法人日本おもと協会三河支部審査規定
審査規定
審査委員
 審査委員は理事会の推薦により、会長が委嘱する。
1. 審査委員は各部門の審査を行い、所定の順位を決める。
構成は審査長1名、副審査長2名、一般審査員1名、支部長経験者。
2. 審査長は三河支部長が兼任する。
 3. 協会本部理事の方にお願いする。
4. 各部門の一位から最終の審査を行う。
審査方法
1. 審査は審査委員の厳正な意見の交換によって行う。
2. 品種別 生育美術木の審査。
3. 意匠、葉姿、芸、葉傷の四つの観点で行う。
4. 審査は多数決で行う、同点の場合審査長に一任。
受付
1. 出品は会員または一般の方も受付します。
 
 
審査のおもな基準は、
3. 意匠、葉姿、芸、葉傷の四つの観点で行う。
が主になります。
 
観賞のポイント
観賞の際も、やはりその姿、芸が一番に気になるところです。
大事に育てていても、多少の傷は付いてしまいます。
傷のない方、少ない作者さんはどうしているのか聞くのも勉強になります。
意匠は、鉢合わせ、苔や化粧砂、植えてある高さなどをみます。
 
 
 
長春閣
他にない鉢にうえて
 
 
この意匠がなかなかくせものです。
 
鉢の大きさがあってない
羅紗では、鉢の大きさが3.0号、3.3、3.5などと
かなり細かくつくられていますが、やはりそのおもとにぴったりあった
錦鉢を用意するには、号数ごとにいくつか錦鉢があると合わせやすいです。
鉢が大きすぎると不格好になりますが、
少し小さい分にはきりっとしまって良く見えます。
あとは、根が入るかどうかです。
 
 
 
展示会では縁足金や錦鉢でしか出品を許可していないところが多く
黒鉢、プラ鉢では難しいかもしれません。
三河の展示会では、秋は伝統的に錦鉢で、
春の展示会は自由(黒鉢、プラ鉢、駄鉢でも可)としています。
おもとを観賞するので、どちらでもよいのですが、
古くは総合芸術といって、鉢とおもと、一体で観賞するものだったようで、
おもと趣味者の多くは、普段から錦鉢に植えている方が多かったです。
古鉢にキズ、欠けがおおく、無傷の完品が少ないのはそういったことからかもしれません。
古くからのベテランさんは、人に見てもらうんだから、
化粧ぐらいしてやんねぇとなぁ、なんていって
錦鉢を化粧鉢と呼んでいる方もおられます。
 
長春閣 (ちょうしゅんかく)
化粧砂、苔を上手につかってある
 
 
苔、化粧砂
苔をきれいな苔で着飾ったり、
化粧砂や富士砂の黒で締めた感じに見せたりと
この鉢とおもとの間』はばかにできません。
ピシッと綺麗に出来ている作品は、少々芸が悪かろうが姿勢が悪かろうが、
この作品は1位を狙ってきているな、という迫力で上位に来てしまいます。
また、ここに凝る方もおおく、
展示会や全国大会ではここに注目して
作者の気合いの入れ具合を感じてもらえるかと思います。
 
 
高さは高すぎず、低すぎず。
 
鉢の足が3本ありますが、
そのうちの1本を正面として植えるのが伝統です。
わざとはずしてみてもよいですが、
おもとの正面、と鉢の正面がぴたっと合うとなかなか恰好の好いものです。
 
福包
株立ちの良さ、面白さ
蟹さんがおもと観賞
 
 
姿
この姿は、整っていればよいというものでもありません。
品種の性質によっては元気な葉姿や、暴れたような勇壮さが
評価されるものもあります。
自然体のおもとがいいですね。
 
葉繰りも、片繰り(片側ばかり葉がでてしまう)でも芸がしっかりとでていればよいと思います。
片繰りは、時期の肥料が切れていたりといった原因があるかもしれません。
 
 
その品種本来の芸。
二面龍が主体の木ではやはり二面龍が上手に出ている物が
評価が高いです。
最後にでた葉は一番上にあり、注目されます。
最後の止め葉の芸がよいと、他の木の方がバランスがいいが、
この芸が魅力がある、ということで上位になることがあります。
なので、展示会を狙う方はこの時期の作は特に注意して、
最後のいい葉が少しでも芸がよくなるように、
伸びるように気を配ります。
止め葉の芸がよかったら、是非出品してみてください
 
新生殿(しんせいでん)
すべての展示会で、一番出品数の多いおもと。
おもと審査の激戦区。
古鉢に植えて
 
 
審査の難しさがここにあり、
芸や姿、バランスは
こちらの木は芸が素晴らしく、こちらは姿が素晴らしい。
う~ん、決められない、ということがよくあります。
そんな時、意匠のよさ、鉢の力の入れ具合で他を圧倒していると、
審査も簡単なのですが、そこまでハイレベルな大会では、
それらも一番よいものを使って、気も配っていて
審査員を困らせています。
 
 
 
斑や柄などは、
例えば縞では細かな縞柄が評価が高く、
千代田斑、胡麻斑などは明るい物、綺麗なもののがよいです。
図は量もそうですが、白さ、キレ、冴えといった物の方が重視されます
 
 
 
 
 
実際に作る際には若くても、芸がゆるくても可愛いものですね。
ゆっくりとよい芸を引き出していってください。
 
 
 
 
 
 
 
初めて韓国で開催される
1回韓万年愛展示
11月3日4日
大会開催場所 : 釜山市民会館(부산시민회관) ショールーム(전시실) 2F
住所 : 부산광역시(釜山廣域市) 동구(東區) 범일2(凡一二洞) 830-31
 
 
神戸・韓国の展示会出席します。
 
 
徳川家康がお宮参りをした岡崎 六所神社
 
 
『始めよう伝統園芸おもと』 定価1800円 
本 『おもとの歴史』
おもと(万年青)の育て方
萬年青の栽培

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