だんだんとおもとの趣味者さんが増えてきました。
入門品種から高級品まで楽しむ方が大勢見えます。
引越しおもとや、お正月の生け花でも使われるおもと。
そのおもとは、観葉植物として『緑の宝石』のように楽しまれています。
徳川家康がお宮参りをした岡崎 六所神社
 
 
 
10月吉日発売、『始めよう伝統園芸おもと』の本
最終校正に入りました。
 
新生殿の吹き1年生
双吹き 芋吹きで芋の両側から二つの芽が出る事。
奴吹きとも この木は砂吹かしで吹きあがる、新根の勢いも良い。
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豊明園で繁殖した芋吹きの植え替え。首元まで水に浸けます。
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天光冠(てんこうかん)
左の二株は一作物、右の二株は二作した物。
二作かけたものは根張りが良くなっています。用土はパミス、矢作砂の混合です。炭とゼオライトが混ざっています。羅紗系統は昔から朝明砂か矢作砂単用で植えていましたが最近では混合にして灌水の間隔を明けています。花崗岩の砂利を使うと枝根が多くなります。用土は自分の灌水方法に合わせて出来るように混ぜて作ります。ベランダの方は鹿沼土や赤玉、日向土をまぜるのも方法です。乾き方がずいぶん変わってきます。変えた時は用土を良く観察してみる事です。
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天光冠(てんこうかん)
枝根が多くなり元気にしています。赤い葉は植え替え時に取り首元を筆で洗います。
おもとを良く作るには用土や水遣りの間隔、肥料の与え方
特に肥料は有機質の固形肥料主体にすることです。
油粕の古典肥料やスーパー1(有機質の液肥)です。おもとは3年ぐらいたたないと成果が分からないものです。即効性の化学肥料は良く効きますがおもとの生育に合わないので良く失敗される方が見えます。答えは3年たつと現れます。
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おもとの根
左の貫雪は二作物、右の珠光は一作した物。
貫雪は根張りは良いが葉数がたりない、春先からの肥料を多く与えれば来年度の美術木になりそうです。
珠光は1作して元気な太い根になりました、もう二年我慢すれば立派な木になります。
 
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農薬散布
3時30分からベンレートとオルトラン 混合で消毒
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10月吉日発売、『始めよう伝統園芸おもと』の本を出ます。P144おもとの品種から最近の培養管理の仕方、おもとの歴史、全国の棚や古鉢・鉢の紹介などを掲載しています。この本はこれまでの写真や資料を元に書いています、特に品種について苗や特徴ある芸のアップの写真に完成木と共に紹介しています。20代の若い物の見方で説明文を書いています。新しい見どころいっぱいの本。
『始めよう伝統園芸おもと』 定価1800円   予約受付しています。
本の最後の追い込みに入っています。
著者 豊明園 水野豊隆   栃の葉書房より出版
本 『根岸松の図』物語
おもと(万年青)の育て方
萬年青の栽培
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こちらで立ち読み出来ます
趣味の山野草 栃の葉書房
http://www.tochinoha-shobo.com/sanyaso/sanyaso_top.html
《山野草マニアックス vol.26》 別冊 趣味の山野草
出版社 栃の葉書房
P93から102まで 豊明園 水野雅章
おもと協会青木会長 久能山東照宮
静岡おもと大会 新潟赤塚おもと美術品評会
【太陽】水野豊隆
趣味の山野草 栃の葉書房
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