だんだんとおもとの趣味者さんが増えてきました。
入門品種から高級品まで楽しむ方が大勢見えます。
引越しおもとや、お正月の生け花でも使われるおもと。
そのおもとは、観葉植物として『緑の宝石』のように楽しまれています。
徳川家康がお宮参りをした岡崎 六所神社
 
 
 
 
大葉系統
毎日遠方より御来園ありがとうございます。きょうの福井からのお客様の言葉。毎日水遣りをしていると大葉系統が少し元気がなくなってきましたと言われました。暑い時期毎日水掛けをすると鉢の中はうだるような状態になり根っ子が落ちる原因になります。
豊明園ではこの暑い時期30℃を超す時は表面の用土が乾くまで水遣りを我慢します。でも今からは又上から新根が下りてくる時期に入りました。
大葉系統は1週間に2回の抜き水と後の日は軽い振り水で管理しています。場所は温室の中
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新生殿(しんせいでん) 
特に丈夫で縁起のよいおもと 玄関にもよい
立派なので、引越し、お祝い、開店おもとに最適
「新しく生まれる御殿」と引越しおもとに人気
 
2年間植え替えしていない新生殿
鉢の縁より腰が高くなり新根がでて止まっていています、また傾いています。このように飛び出た状態の木は早めに植え替えします。
最近の植え替えは10月中旬頃前後が適期です。
大会へ出品する葉数の多い木はなるべく遅くに行います、早く行うと下葉が落ちます。(秋根が出て葉を破る)

 
 
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おもとの植え替え
鉢の縁まで表土を取り除いた様子
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植え替え
表面の砂を少し取り除く、新根の出具合と富士砂の湿り具合を見る。
用土は矢作砂・パミス・富士砂・ゼオライト・炭
羅紗系統は矢作砂を多めに配合
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植え替え
鉢から抜く、この時根、用土の状態を良く観察する。鉢の中の用土の湿り具合が見れます。又この新生殿は芋吹きの芋もまだ残っています(根の真ん中の黒っぽい部分)が芋が老化しています。
葉の割れている部分、根止まりの根。
 
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植え替え
養分を使い果たした古い親芋をはずします。
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植え替え
水洗いしてきれいな状態にします。首元の茶色の部分、止まっている根は植え替えすればまた伸び出してきます。
 
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植え替え
表面は富士砂のため少し深植えにしておきます。
自分の気に入った鉢に植え替えして 完成
半日陰の場所で1週間ほど管理して元の場所へ戻します。
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本 『根岸松の図』物語
おもと(万年青)の育て方
萬年青の栽培
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