だんだんとおもとの趣味者さんが増えてきました。
入門品種から高級品まで楽しむ方が大勢見えます。
入門品種から高級品まで楽しむ方が大勢見えます。
引越しおもとや、おもとの本などがよく出ます。
初心者用の丈夫なおもとも人気です。
趣味の山野草、ブログをみているよ、といって遊びに来てくださる方が毎日こられます
おもとの病気、培養の事は農薬の免許(毒劇物取扱責任者)もっている培養責任者に聞いてください。
豊明園 営業 朝8時~4時30分 おもとについて、いつも分かる者がいます。
第85回三河おもと名品展
公益社団法人日本おもと協会三河支部主催
日時 23年10月22日(土) 展覧時間午前9時~午後5時
10月23日(日) 展覧時間午前9時~午後4時
会場 おかざき農遊館 展示室
愛知県岡崎市阿知和町字乗越12番地
電話 0564-46-4700
大会事務所 豊明園
電話 0564-51-4714
豊明園や、会場のおかざき農遊館へ問い合わせの電話を沢山いただいています。
趣味者さんと出品のおもとについて相談したり、
即売席のおもと、材料を用意したりと私たちも大忙しです。
当日は雑誌社の方も取材に見える予定で、賑やかな会になると思います。
会員以外の一般の方のおもとも受付しています。現在4名 連絡は豊明園まで
今回は、錦鉢絵付け師の布施覚先生が応援してくださり、
高級錦鉢が豊明園賞として使ってくださいと贈呈されました。
会員さんも、新人さんも奮ってご出品ください
今日は、初心者さんから頂いたご質問にお答えします
春、秋の植え替えについて
外輪山(がいりんざん)の株立ち
なぜ春と秋に植え替えなのですか?
春と秋は気候がよく、植え替えをしたあと、
根が活着し易いです。
夏や、暑い時期(春と秋の暑い時期も要注意)では、
植え替えをすることで下葉も落ちやすく、おもとが寂しくなってしまいます。
冬では、根が活着しにくく、大葉では葉が垂れてしまいます。
植え替え後の管理は?
根が活着していないので、植え替えたばかりは水が上手に吸えません。
なので、日の強い場所に置いておくと葉を焼いてしまいます。
棚下などの日陰で1週間ほど慣らして、根の活着を待ちます。
その後は今まで通り日を取っても焼ける事はないでしょう。
植え替えた後、砂や鉢を新しくした場合、
おもとより、砂や鉢が水を良く吸って乾きやすいです。
植え替えた1週間は、水をたっぷりすぎるほどあげても大丈夫です。
植え替えの目安は?
普通は1年から2年が目安です。
春秋、年2回やられる方もいますし、3年や4年ほっとくかたもいます。
植え替えをすると1週間から2週間は新芽の動きが止まりますので、
春や秋の一番おもとの芽の動きの良い時の植え替えはなるべく少なくした方が良いと思いますので、まずは1年から2年に1回の植え替えをおススメしています。
植物の目安としては、新根が下りる首元が出てきたら、
植え替えのサインです。
植え替えの時、来年、再来年の新根の下りる位置を考えて植え替えれば、
回数も少なく出来ます。
夏の蒸れなどで、おもとの様子がおかしい時は、
時期を関係なく、抜いて様子をみてみましょう。
おもと界の宝 新生殿(しんせいでん)
堂々とした迫力のあるおもと
新根の下りる位置を考えて植え替え
来年の新根がでてきても砂を被るように植え替えます。
新根が外に出ると乾燥して止まってしまうので、
出るようなら植え替えの時期です
植え替えのとき、根が黒かったら、、
その根は落ちる根、悪い根です。
元からきれいに取り除きましょう。
おもとは、上の葉と下の根が関連しているので、
葉が今年の葉と去年の葉しかない場合、根も今年と去年の根しか残りません。
一昨年の根は自然と落ちてしまいます。寿命です。
根をしっかり保たせることで、一昨年の根が保つようになれば、
一昨年の葉、つまり3年葉が保つようになります。
まずは、しっかり根を残すような管理を心掛けてください。
根が黒くぶよぶよになっているものを水根ともいい、
水の遣りすぎでなってしまいます。
その根の割合が多い場合は今までの管理で、水の遣りすぎです。
よりよくするには・・・
育てる環境を、風通しの良い場所に
水やりをもう少し我慢する
(極端な例ですが、夏場、大きな鉢の大葉では月に5回から3回ほどの水遣りの上手な人もいます。)
用土を荒くする(小砂の割合を少なくし、大砂、中砂の割合を多くする)
用土を水持ちの悪いものにする
赤玉、鹿沼土などは水持ちがよく、それを軽石、矢作砂、朝明砂にかえると、乾きやすくなり、水根になりにくいです
鉢を小さくする 小さくすることで、乾きやすくなります
逆に、するめのような根がある場合
乾燥のしすぎです
もう少し水をあげてください
昔から水遣り3年(10年、20年といわれるベテランさんも)とも言われ、
同じ苗でも、1年の水遣りだけで全く違ったおもとになっていきます。
ご自分のお棚に合った水遣りを編み出しましょう
おもと豊明園の10月
萬年青の栽培
おもとの豊明園(ほうめいえん)
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《山野草マニアックス vol.26》 別冊 趣味の山野草
出版社 栃の葉書房
P93から102まで 豊明園(ほうめいえん) 水野雅章
おもと協会青木会長 久能山東照宮
静岡おもと大会 新潟赤塚おもと美術品評会
《趣味の山野草4月号》に、おもとのコラム『おもとのもと』第23回目の連載
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