東北地方太平洋沖地震
一刻も早い復興を祈っております。
おもと萬風展
東京萬風展第11回
宇宙宝(うちゅうほう)
縞甲系の古い品種。
中型で、品のある姿。
水野淳治郎命名
当歳、2歳では葉肉は薄く、垂れやすいが、
成長につれて葉肉厚く、立ち葉になって
名前の通り、宇宙を目指すような葉姿に。
丈夫な縞甲系にあって、根が細く、
作の面白さがある。
淡い緑と、細かな雅糸竜に品がある。
縞のあるものはとても珍しい
雪中の松(せっちゅうのまつ)
古くから愛されてきた品種。
当初は東北地方で発見されたが、
途中、図性の素晴らしいものが現れ、
高値で取引されるようになった。
性質は強健で、濃緑色の緑に、
鮮やかな白のコントラストが美しい。
初心者からベテランまで楽しめる。
この作品は、白さも鮮やか一級品、
絞りも見せ、図量も多く素晴らしい。
初笑いの図(はつわらいのず)
とても珍しいおもと。
初笑いは、縞柄と逆鉾芸をもった独特な葉姿のおもと
その初笑いに、図が入る珍品万年青。
日本中にもまだあまりないでしょう。
手島の古鉢も素晴らしい。
笑福実生(しょうふくみしょう)
珍品中の珍品
独特の姿、今までに見たことのないような姿のおもと。
笑福獅子(しょうふくしし)という縞柄と逆鉾芸、獅子芸を
合わせた珍しいおもとがありますが、
より逆鉾芸を進化させた作品。
業者さんの中でも、これを萬風賞に入れた方が
面白いのでは!?というひとがいるほど。
逆鉾芸は葉の裏側が変化する芸です(裏芸)。
金龍閣(きんりゅうかく)は、裏芸系統の代表品種で、
葉の裏を雅糸竜(裏雅糸竜)、玉竜が昇る、珍品。
おもとの芸の面白さを追求したようなおもとが
沢山あります。
姿が面白く、初心者でも分かりやすいおもとが人気です。
これからは、自分だけの特徴をもった品種が伸びてくると思います。
萬風展では、素晴らしい作品がたくさんでました
第11回東京萬風展
主催/日本おもと業者組合
主催/日本おもと業者組合
日時 平成23年3月5日(土) 9:00〜17:00
3月6日(日)9:00〜16:00
会場 上野グリーンクラブ(東京台東区上野池ノ端 不忍池西)
【JR上野駅より徒歩13分 地下鉄千代田線根津駅より5分】
3月6日(日)9:00〜16:00
会場 上野グリーンクラブ(東京台東区上野池ノ端 不忍池西)
【JR上野駅より徒歩13分 地下鉄千代田線根津駅より5分】
入場無料です
これからのおもと界を背負ってゆく300点を展示
萬風賞10点
萬風賞10点
『天福の霊草、引越しおもと』の由来
慶長十一年、徳川家康公が江戸に移られるのに先だって、その居城の新築を祝し三河の国長沢村の長嶋長兵衛が故事に倣い、三種のオモトを「天福の霊草」として献上されました。家康公はこれをたいそう喜ばれて、千代田城に真っ先に持ち込まれ床の間に飾り入城したと伝えられています。その後、徳川家が安泰であったことから、陰陽道で建築、転居に「吉」であるといわれる「天福日」に「天福の霊草」として万年青が用いられる風習が、大名、旗本など武家をはじめ全国の町民の間まで広がり、現在もその名残りをとどめています。(天福とは天から賜るさいわい、天与の幸福、祝事、建築、転居、祝い事に「吉」であるという)
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慶長十一年、徳川家康公が江戸に移られるのに先だって、その居城の新築を祝し三河の国長沢村の長嶋長兵衛が故事に倣い、三種のオモトを「天福の霊草」として献上されました。家康公はこれをたいそう喜ばれて、千代田城に真っ先に持ち込まれ床の間に飾り入城したと伝えられています。その後、徳川家が安泰であったことから、陰陽道で建築、転居に「吉」であるといわれる「天福日」に「天福の霊草」として万年青が用いられる風習が、大名、旗本など武家をはじめ全国の町民の間まで広がり、現在もその名残りをとどめています。(天福とは天から賜るさいわい、天与の幸福、祝事、建築、転居、祝い事に「吉」であるという)
おもと(万年青)の育て方
おもとの栽培
《趣味の山野草2月号》に、おもとのコラム『おもとのもと』第21回目の連載
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