だんだんとおもとの趣味者さんが増えてきました。
入門品種から高級品まで楽しむ方が大勢見えます。
入門品種から高級品まで楽しむ方が大勢見えます。
引越しおもとや、お正月の生け花でも使われるおもと。
そのおもとは、観葉植物として『緑の宝石』のように楽しまれています。
おもとの紹介
おもと 富士の雪(ふじのゆき)
萬年青図譜より
篠常五郎 著
篠常五郎 著
江戸時代からの、素直な姿のおもと。
このおもとの魅力は、その姿にあります。
美しい立ち姿に、雪にみたてた白い虎柄を現します。
このおもとに魅了された趣味者はいつの時代も多く、
それだけに多くの系統があります。
そしてまた、淘汰され、良いものが残っていきます。
おもと 根岸の松
篠常五郎は、東京の根岸にすんでいて、
その根岸からこの根岸の松という名をつけました。
それだけに愛着のある品種だったのでしょう。
萬年青図譜
篠常五郎
篠常五郎
明治十八年には、三条実美、栗本鋤雲、山岡鉄舟ら超一流の人たちの力を得て『萬年青圖譜』と『萬年青培養秘録』を発刊載掲しました。
また、『萬年青銘鑑』には題字をはじめオモトの寸描と和歌、漢詩など・当時の貴顕や著名な書家文人に揮毫してもらい・他に類のない文化の香りの濃い立派なものオモトそのものの価値まで高めました。
また、『萬年青銘鑑』には題字をはじめオモトの寸描と和歌、漢詩など・当時の貴顕や著名な書家文人に揮毫してもらい・他に類のない文化の香りの濃い立派なものオモトそのものの価値まで高めました。
明治二十八年五月、明治天皇がお求めになったオモト「折尉火斗縞」と「於多福」の二品を、お預かりし管理したと伝えられています。
明治三十三年、『増訂萬年青圏譜』を出しオモトの認識を高めました。
明治三十三年、『増訂萬年青圏譜』を出しオモトの認識を高めました。
《趣味の山野草1月号》に、
おもとのコラム『おもとのもと』第8回が載りました
皆様の暖かい御支援、ご協力のお陰です、有難う御座います。
お正月の《寅・虎・トラ》祭り!
寅にまつわるおもとの品種
太陽殿の虎
白く美しい虎柄
白牡丹 鷲高隈 富士の雪
縁起よい名前、姿
福の光 福包み お多福 初笑い
新生殿などは、扇型の末広がりの美しさがあります。
他の記事もついつい見入ってしまう記事ばかり
おもとをはじめたいのだけど、
どれから選んでいいかわからない、
という初心者さんは多いです。
おもとは奥が深く、品種も1000種を越えるほどです。
そこで、今回、初心者さんが入りやすい丈夫な品種を選んでみました。
初心者用のおすすめ品種
目のツケドコロは、
価格(5000円
以内)、丈夫さ、人気、特徴のはっきりしたもの
価格(5000円
以内)、丈夫さ、人気、特徴のはっきりしたもの
羅紗系
新生殿 剣舞 瑞泉
獅子系
縞獅子 鶴の舞
大葉系
五大州 鷲高隈
千代田系
根岸の松
おもと
家康は江戸城におもとを持って入城し、
徳川300年の泰平の時代を築きました。
このことから、引越し先におもとを持っていくと
その家が繁栄するといわれています。
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